個人情報保護法記事一覧
基本的には慰謝料=精神的苦痛の損害賠償の請求個人情報の漏洩があった場合、漏洩させてしまった事業者は、その個人情報によって識別される特定の個人(以下、「本人」とします。)から、裁判によって損害賠償請求をされることがあります。この場合の損害賠償額は、漏洩してしまった個人情報の性質によって、大きな違いがあります。漏洩した情報の性質により金額はことなる過去の判例の傾向では、ごく基本的な内容の個人情報(例:...
大手企業から個人情報が漏洩した場合、企業は、様々な対策を打たなくてはなりません。まず、迅速な記者会見やプレスリリースなどを通じて、事実関係等を公表します。このような事実関係等の公表は、特に個人情報保護法で義務づけられているわけではありません。しかしながら、「事業者において、個人情報の漏えい等の事案が発生した場合は、二次被害の防止、類似事案の発生回避等の観点から、可能な限り事実関係等を公表することが...